イタリア中部でM6.2の地震発生
イタリア中部、首都ローマから100㎞ほど離れた中部の都市ノルチャで日本時間午前10時半ごろマグニチュード6.2の地震が発生しました。
yahooニュース↓
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160824-00000199-fnn-int
マグニチュードの割に建物の損壊状況が大きいので、直下型と推測されます。
現時点での死者の数は34人とのことです。
ご冥福をお祈り致します。
先日も日本では熊本地震が発生し、今も苦しんでいる方達がいらっしゃいます。(熊本はマグニチュード7.3、震度7)
地震には東日本大震災のような海溝型と呼ばれる震度と阪神・淡路大震災や熊本地震のような直下型(活断層型)の2種類があります。
デジタルナマズをはじめとする緊急地震速報を伝える機器も増えていますが、海溝型地震の場合有効とされています。直下型はほぼゼロタイムでやってくるということですね。
地震はいつ来るかわかりませんが、内閣府の発表では、海溝型はM7.5以上の地震が10年以内に発生する確率は60%、30年以内だと99%となるそうです。(東日本大震災はM9.0)
そして直下型は地域によって大きく異なります。
下図は30年以内に震度6以上の地震が発生する分布図です。
活断層の活動周期は海溝型に比べて長いことから確率が低い地域も多々ありますが、阪神・淡路大震災は0.02〜8%の確率、熊本は7%程度の確率で発生しています。
正直いつ来るか全くわからないんです。
極端な話、明日来るかもしれません。
交通事故で今後30年以内に死亡する確率は0.2%、航空機事故で死亡する確率は0.002%だそうです。
これだけ毎年のように国内で地震が発生しているにもかかわらず、自分のところは大丈夫でしょう!なーんて思っている人が多いのではないでしょうか?
備えあれば憂いなし。明日来るかもしれない地震に備えて非常食を準備するなど、出来ることはやっておきましょう!